【第30回】「もう大丈夫だね。」 と太鼓判をもらえてひと安心。

「アカラス」という虫が原因で、
どんどん痩せ、
毛が抜け落ちていたトラ。

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近所の獣医さんから処方された
くすりを毎日飲ませていたが、
3~4か月飲ませてもよくならず、
症状はどんどん悪化していく…。

 

不安になったので
違う獣医さんに来てもらうことに。当時のトラは
知らない人には怯える、
無理に接すると暴れる・かむ
といった状況だったのに、

 

その先生は、はじめての対面にも
かかわらず、
トラに躊躇なくさわり、
だっこまでしてしまったのだ。
おどろいていた僕に、

 

「 飼い主さんはビクビク
しなくてよいですよ。
飼い主にビクビクされると
トラちゃんも距離を感じて
心を許しませんよ。 」

 

と、アドバイスをくれた先生。

 

それから、その先生に
スキンシップの取り方や
今までの経験を話してもらい、
大変勉強になりました。

 

この日を境に、毎週先生のところで
勉強もかねて、トラの治療のため
通院するようになり、トラとの
距離がグッと近くなりました。

 

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アカラスは治る確率は
50%と言われていたので、
心配していたけれど
7ヶ月ほど経ったころ、
先生に「もう大丈夫だね。」
と太鼓判をもらえてひと安心。

 

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