はやいもので、
保健所からシロとトラが
我が家にきて4年が過ぎます。
散歩もできないほど
怯えていたのが、
今では 散歩用のリードを見せると
「自分も行く」と意思表示を
するまでになったし、
ビクビクしながらも不器用に
甘えたい感情を少しずつ
表現できるようになりました(^-^)
人になれさせようと
無理にスキンシップを図っていた頃は
改善するどころかますます怯え、
パニックを起こして失禁したり
噛みついたりしたので、
方法がわからなくなっていました。
頭をかかえた私は、
これも個性だし自分のペースで
いいのではないかと思えるようになり、
寄り添いながらただ待つことを
自然とはじめていました。
すると徐々に2匹との距離が
縮まる感覚がありました。
それに関連して、
家庭でも職場でも、
人間関係に 不安を感じたら、
とことん話せば分かりあえるばずと
努力していた私のやり方は、
知らずしらずのうちに相手に
圧迫感や嫌悪感を
与えていたかもしれないと
思うようになりました。
妻にこのことを相談すると、
「 出会った当初は、
『価値観が違えば
とことん話し合おう』って
グイグイ迫ってくるのが
正直きつい時もあったよ。」
と告白され、
「あ~…」と
嘆きに近い溜息と反省(_)
コミュニケーションは
大事だと思いますが、
相手の状況を見ながら待つ、
思いやりの大切さを
シロとトラに教えてもらいました。
シロちゃんトラちゃん、
ありがとう!