【第4回】トラに会えた日

2015年3月30日

「3人の子どもたちはまだ小さい。犬はすぐ大きくなるし、もし、手がつけられないほど凶暴で、万が一子どもたちを噛んだりしたら。。。」と躊躇している妻。

あまりすすめると無理強いすることになるので、「そうだね。」 と話を終わらせるも、

最後に一言、
「 どの程度性格に“問題あり”なのかも、実際に見て確かめないと分からないから、
一度その子犬に会ってみない?」というと、

妻は明るく、「そうね。」 と快諾。

 

2015年4月1日

いよいよ4/1の当日、トラと家族での面談、はじめて保健所というところに足を運んだ。

「いた! トラだ!」
犬のゲージをまたぎ、トラを抱っこしようとしたその時、
左手の手首を ガブリッ!!

熱い洗礼である!

私の目には、トラは攻撃ではなく、ただただ怖くて噛んだように見えた。
「大丈夫だよ怖くないよ」と心で語りかけた。

しかし8頭中、トラを含む2頭だけが飼い犬としての適性検査に不合格と聞いたので、
もう1頭を案内してもらうと…

 

そこにはトラの兄弟だという白い子犬(シロ)がじっとこちらを見つめている。

兄弟そろって不合格だったんだ…。

 

 

遠くから兄弟犬、シロの寂しげな目線が突き刺さる。

1頭だけ引き取ることを考えていたが、
トラにしてみると、
このシロは血の繋がった兄弟だし、
生まれたときから支えあって生きてきたことを考えると、
どちらか1頭だけというのはむごすぎる。。。

1頭の予定が2頭、、、

、、、妻の理解を得る難易度は格段に上がった。

第5回に続く)