~前回までのあらすじ~
大騒動のはじまりはシロとトラのケンカ。
激しいぶつかり合いの末、トラがけがを負い念のため入院することに…。
しかし、なんと翌日にトラが病院から脱走!
家族、病院スタッフ総出で探すも見つからず。
不安が募る中、病院と自宅に捕獲ゲージを設置してみることに…。
夜中の1時くらいにシロが吠えるので外を見ると、動物病院の先生が懐中電灯片手に家の捕獲ゲージにトラが帰ってきていないか見に来ていました。
きっと先生も責任を感じ、僕たちと立場は違えど同じようにつらい思いをしているはず。
そして一夜明け…トラが帰ってくることはありませんでした(泣)
【トラがいなくなった日:2日目】
ペット捜索の探偵に尋ねるも、トラの犬種を聞いて、「相当遠くに行く可能性があるからうちでは受けられません」と断られてしまいました。
自力の捜索は続けるもののトラは見つからないし帰ってこない…。
【トラがいなくなった日:3日目】
シロの鼻を頼りに長距離の徒歩捜索を開始。
「日が暮れるまで、いや、見つけるまで帰らないぞ!
トラの移動可能距離とルートが無数にあることを考えると、偶然見つける可能性は低いし、仮に見つけても逃げ出せば捕まえられないだろう。
いや、見つけたら飛びついてでも捕まえる!
でも飛びついたり、もみ合ったりしている間にシロまで逃げたらどうしよう…」
などとぐるぐる考えながら捜索は続きます。
頼んだぞ、シロ…!
第53回につづく…